車の水漏れはクーラント液なのか（なぜ助手席下から水が垂れるのか?!）

2023年11月16日2024年3月9日

車のエンジンルームから水漏れする際は注意が必要です！
水漏れ箇所がどこから発生して何が原因なのか、またその対策について紹介します。
少しでもご参考になれば幸いです。

クーラント液とはエンジンを冷却する「冷却水」になります。
エンジンルームの運転席側に色が付いた液体が入っているのがわかると思いますが、
それがエンジンを冷やすためのクーラント液＝冷却水になります。

クーラント液の役目はエンジン周りを冷やすための役割であるため、冷やされないことでの
オーバーヒートを起こしてしまう可能性があります。最悪の場合エンジンを載せ替えるなどの
重大な影響を及ぼす可能性があるので、走行時は最寄りのガソリンスタンドへ立ち寄ってください！

車に乗る前にエンジン下の地面が濡れていないか?また赤や緑色の液体で汚れていないか確認しましょう。
もし汚れていた場合にラジエータの破損や故障、部品の経年劣化などが考えられますので、
クーラント液の補充を行いましょう！

クーラント液には防泡作用が含まれています。ただクーラント液がないまま走行するとオーバーヒートの
リスクが伴いますので、水道水を一時的に使用する場合のみ問題ありません。

基本はどれも同じのため、どのクーラント液を使用しても問題ありません。
（色が緑、赤、黄色、青などありますが、メーカーや車種を特定するために使っている
いわゆる色見本的なものなので液の仕様自体に問題はありません）

車の水漏れ対策とは（暫定と恒久対策とは…）

ここでは暫定と恒久対策について、端的に紹介をいたします。
暫定対策した上で恒久対策に繋げないと、車が重大災害に繋がる可能性があります！
くれぐれもご参考になれば幸いです。

漏れ止め防止剤の成分に細かな繊維が溶け込んでおり、漏れ箇所に詰まらせることで
漏れを止める仕様になっております。漏れ止め剤は水圧によって外に追い出されるのを
何とか踏ん張って漏れを止めるわけです。

特徴として即効性があるので、ダメ元で投入し経過を観察することもありだと思います。
意外とひどく漏れる場合でも止まることがあります！

クーラント液漏れ止め防止剤を投入しても経過が悪いようであれば、最寄りのガソリンスタンド
車のディーラーに持込み相談を掛けてください！

ラジエータ交換ともなると費用が莫大で、日本車でも2桁万円、欧州車等になると3桁万円と
非常に大きくなるため、溶接修理だけで済まないかどうかも相談の範囲にしていただけると
修理代は数万円の相場になるかと考えます。

このようにクーラント液が漏れる場合は、目に見えて状態がわかるものです。
その場合はエンジンルームを開けて冷却水の有無をしっかり確認してほしいです！
また予備でクーラント液・ミネラルウオーターを常備しておくと良いかもしれません。

ここまでになりますが、車の常識として紹介をいたしました。
ご参考になれば幸いです。

かっちゃん

では、くれぐれも車の運転は「ご安全に！！」

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